2023年9月9日（土）センターの日誌015　セミの抜け殻博士になろう！

生き物・学び・研究センターは、動物園内にある、教育と研究を行う部署です。
このブログでは、動物園にあるけど飼育ではない、センターの業務を御紹介しています。

京都市動物園では、毎年「夏休み動物園教室」を開催しています。
これは、小学生3年生～中学生を対象に、動物園ならではの内容を楽しく学んでもらおうというプログラムです。
センターは全体の調整を行いますが、テーマを考えて授業を企画するのは飼育員。
どのようなテーマになるのか、毎年密かに楽しみにしています。

8/1に開催されたのは、小学3・4年生を対象とした「セミの抜け殻博士になろう！」。
この時期動物園内のあちこちに見られるセミの抜け殻を探して観察し、どのような種類のセミがいるか調べてみるというものです。

園内を手分けして抜け殻を集め、虫眼鏡で観察し、ハサミで解剖して次々と分類していました。

誰でもセミの抜け殻を見かけたことはあると思います。
そこから一歩踏み込んで調べる、動物園のイベントの中でも一風変わったテーマの企画でした。
皆さん、楽しんで帰っていただけたようです。

土佐