生き物・学び・研究センターブログ

2023年8月11日(金)センターの日誌011 防虫防鳥防獣

センターの畑では、このところ毎日ミニトマトとキュウリを収穫しています。
本日の収穫は写真のとおり…
青い虫食いのミニトマトが顔をのぞかせていますね。

これは、間違えて収穫してしまったのではありません。
今朝畑に行くと、いくつか枝から落ちていたのです。
拾ってみるとまだ萎びてはいません。
昨日は晴~曇りだったので、日中に落下したのであればもっと萎れているはず。
夜中から今朝にかけて、風が吹いて落ちたのでしょうか。
あるいは、鳥がつついたのかも。

畑では、他にもこんな被害が。
硬いカボチャの皮を、一体誰がかじったのでしょうか。
細く深い噛み跡なのでげっ歯類?
詳しい方がいらっしゃれば教えてください。

先日出穂したばかりの稲にも、早速被害が。
いくつかの穂に穴が開いて真っ白になっています。
犯人は、虫あるいは鳥でしょうか。

さて、特に稲は、これからスズメやハトに食べられる時期がやってきます。
昨年は稲穂をかなり食べられてしまったとのことなので、今年は防鳥網を早めに張って完全防備を行いました。
小さな田んぼしかない故の荒業ですが、さて効果の程やいかに。

なお、冒頭の青いミニトマトには、トマチンという有毒物質が含まれています。
ポリ袋に入れておくと追熟して食べられるようになるので、青いトマトを手に入れたときはお試しください。

土佐