生き物・学び・研究センターブログ

2023年7月9日(日)センターの日誌006 カラスとキュウリと黒い羽根

生き物・学び・研究センターは、動物園内にある、教育と研究を行う部署です。
このブログでは、動物園にあるけど飼育ではない、センターの業務をご紹介しています。

畑の苗の植付けを行ってから約2か月。
植えた苗が、ぐんぐん大きくなってきました。

一番最初に収穫できそうになったのはキュウリ。
ところが、もうすぐ手頃な大きさになりそうだと思っていた実が、次の日付け根からぽっきりと折れてなくなっていました。
畑を管理しているもう一人の職員が収穫したのかと思っていましたが、その日の夕方彼と話したところ、身に覚えがないとのこと。
いったいどうしたのかと首をひねっていると、おとぎの国の飼育担当者が、カラスがキュウリをくわえて飛んでいったことを教えてくれました。

慌てて鳥避けネットを張ってその日は帰宅。
翌日、覆った区画の中にカラスの羽根が見つかりました。
時間がなかったのでおおざっぱに張ったことが原因かもしれません。
あるいは、昨日張る前に見落としただけかもしれませんが…

完全防御を目指し、網を張りなおした後の様子。
網の端には重しをして、鳥が入る隙間をなくしています。
さて、これで上手くカラスを避けることができるか。
次回、キュウリの収穫編です。

土佐