生き物・学び・研究センターブログ
2023年6月19日(月)センターの日誌003 屋上農園で野菜作り
生き物・学び・研究センターは、動物園内にある、教育と研究を行う部署です。
このブログでは、動物園にあるけど飼育ではない、センターの業務をご紹介しています。
動物園の田んぼは比較的目につきやすい場所にあるのですが、実は畑もあることをご存じでしょうか。
おとぎの国とアフリカの草原をつなぐ2階空中通路に、フェンスで囲まれた小さな畑が2枚あります。
今年は精華大学の学生と一緒に、5種類の農作物を育てることになりました。
4月頭に、まず、畑の準備から始めました。
木枠が壊れている部分があったので、壊れた床板を利用して修繕。
また、昨年まで芝を植えていたため、これを剥がしていきました。
剥がした芝は水禽舎に植え替えて緑化に活用しつつ、一部は干して畑で再利用することに。
ゾウ舎裏からゾウ糞肥料を運んできて、畝を作りました。
堆肥と土を混ぜつつ、台形に盛り上げていきます。
最後に、畝に干した芝を敷き詰めました。
畑の畝に黒いビニル袋がかかっている様子を見たことがありますか。
あれらはマルチと呼ばれ、地温の上昇、雑草抑制や保湿のためにかぶせてあるものです。
今回は、枯らした植物で代用した形になります。
これを、草マルチと呼びます。
さて、これで畑の準備が整いました。
次回は、実際に植えた野菜をご紹介させていただこうと思います。
土佐