生き物・学び・研究センターブログ
2022年10月9日(日)大学コンソーシアム京都の成果発表イベント
京都市動物園は、(公財)大学コンソーシアム京都が提供するミュージアムPBL科目に科目協力しています。(リンク先は大学コンソーシアム京都のサイトです)
今年度、京都市動物園では、同志社大学の服部篤子先生とともに、
「京都ミュージアムPBL科目(A009):感動を伝えるサイエンスコミュニケーション:動物園をフィールドに」(同志社大学 X 京都市動物園)という科目を実施しました。
これは、京都市動物園の課題をこの科目を履修する学生たちと共有し、その解決するための方法を学生たちとともに考え、企画し、実施するというものです。動物園からの課題は、動物の魅力、しいては自然の魅力を動物園を訪れたお客さんにもっと伝えたいというものです。ただし、ただのエンターテインメントではなく、楽しみながら動物や自然の魅力に触れる方法を考えてもらいました。数々の企画が提案され、議論される中で残った4つの企画を、9月25日(日)に実施しました。この内容については、こちらのページをご覧ください。
京都ミュージアムPBL京都市動物園クラス企画(京都市動物園×同志社大学) [京都市動物園のイベントページ]
(1) 新発見!クローズアップで動物を見てみよう!
ツシマヤマネコ、トラ、オオサンショウウオ、フンボルトペンギンの4種について、それぞれの動物の魅力を知ってしまった学生が、お客さんにその魅力を語りかけました。
(2) 動物のことをもっと知ろう!クイズに答えて景品をゲットしよう!
知っているようで知らなかった動物のことを、クイズ形式で参加者に知ってもらおうとする企画。
(3) 音で感じる動物園
普段は聞くことのない、ゾウやキリンなどの動物たちの鳴き声に、二次元コードを読み込むことで聞けるようにしました。
(4) おえかきだいすきどうぶつえん
お絵描きを通して、動物たちの体の特徴を知ってもらい、動物たちを上手に描くこつを絵の得意な学生たちが教えました。。
以下は、当日の様子です。
(3) の動物の音班は、やってみた結果、クイズ班に合流して実施することになりました。
事前に準備をしていたものの、うまくいったもの、実際にやってみると人が集まってくれなくて苦戦したもの、いろいろでした。そういった経験も含めて、動物園でのサイエンスコミュニケーションについて、参加した学生たち学んでくれたら、この企画は成功だと思います。当日、学生たちの企画に参加してくださった皆様、ありがとうございました。