生き物・学び・研究センターブログ

2022年1月14日(金)モモタロウの変心

※タイトルの「変心」は,変身のミスタイプではなくて,心変わりの方の「変心」です。今回はそんなお話。

先日アップしたブログで,「(ゴリラの)モモタロウはあんまり勉強をする気がなくて・・・」と書きました。
ゲンタロウ:好不調の波について (2022年1月13日生き物・学び・研究センターブログ)

体重計の上でのんびり食事をするモモタロウ。

少し間違いが続いただけで,機嫌をそこねて隣の部屋に出て行ってしまうので,
モモタロウの気持ちをつなぎとめるために,問題に間違えても,ごほうびのリンゴやニンジンのかけらをあげていました。

つまり,モモタロウは問題をやっているかぎり,毎回ごほうびをもらえていました。

モモタロウは学習のスピードは子どもたちにはかなわないものの,少しづつでも成績を上げてきました。

ところが,最近,モモタロウの「間違い」がとても多くなってきました。

ときにはほとんどすべての問題が間違い,なんてこともありました。

しかも,その間違い方が,「おしい」「もう少し」というのではなくて,「1,2,3,4,5,6,7」と順番に押すところを,2つめで間違えたり,ときには1つめで間違えたり。。。
「これは,いいかげんに(テキトーに)やっているのでは?」 という疑念が強くなってきました。

そして,昨日(1/13)に問題に向かったときには,24問やって,すべて間違い。

途中で問題から離れて,好物のイタリアンライグラスを食べだしたモモタロウ。

「あまりにわからなさすぎて,ちゃんと考える気持ちになれないのかもしれない,」
と思い,問題を一気に簡単にしてみました。1から4まで,4つの数字の順番を答える問題です。
(これは,勉強をほとんどやっていない,ゲンキと同じレベル。モモタロウにとっても超かんたんなはず。

これなら,モモタロウもどんどん「正解」を出せるだろうと思いましたが,
さすがに正解はするのですが,意外と間違っている。けっきょく,20問で正解9問。

簡単な問題でも,ちゃんと正解しようという気持ちをなくしてしまったのかもしれません。
「さわればいいんだろ」くらいでやっているのでしょうか。
これはまずい。。。


ここはいったん退却して,もう一度「正解する楽しみ」をモモタロウが見つけられるように,
「1,2」からやり直してみようかと考えています。

ちなみに,モモタロウと同じ1から7までの問題をやっているキンタロウは,もう少しで合格,というところで足踏み中です。


田中正之