生き物・学び・研究センターブログ

2020年11月26日(木)4園館連携,次の展開に向けて

京都市動物園は,京都府立植物園,京都水族館,京都市青少年科学センターと連携して,「きょうと☆いのちかがやく博物館」 という取り組みをしています。この数年は,京都市環境局で「京都市生物多様性プラン」をとりまとめている環境管理課とも連携して活動してきました。
この連携に関しては,こちらのページをご覧ください。これまでの活動記録を載せています。
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2016年3月に4園館連携としてスタートしてから5年目の今年,新型コロナウィルス感染症防止対策のため,従来から続けてきたイベントがほとんど中止となり,新たな展開を考えることにしました。

10月の動物園での会議に続いて,
11月は科学センターの多目的室を使って会議を持ちました。

この機会に,改めて「いのちかがやく博物館」として,何ができるか,何を伝えていくべきかというところに戻ってそれぞれの施設のスタッフが集まって議論をしています。
意見を交わす中で,ひとつひとつの「いのち」がかがやき,その「いのち」がつながっているのが豊かな環境ではないか。そしてそのために「生物多様性の保全」が必要なのだということを再認識しました。

多くのイベントをこなす中で,次第に前の年と同じことの繰り返しとなっていましたが,今回,立ち止まって考える機会を得られたことで,次の5年に向けた展開が少し見えてきた気がします。
まだ,アイデアの交換の段階ですが,年度内にはまとめてお知らせできるようにしたいと思います。

折しも,京都市環境審議会から,「次期京都市多様性プラン」の答申案が11月24日に提出されました。私も生物多様性保全部会の委員として検討会議の場で一緒に議論させてもらいました。とても貴重な機会だったと思います。
「次期「京都市地球温暖化対策計画」及び次期「京都市生物多様性プラン」の策定に係る答申の提出について」
(京都市情報館のページへのリンクです。)


田中正之

会議の後,科学センターでリニューアルされたプラネタリウムを見せていただきました。もちろん映像はキレイだったのですが,何よりも以前の機械と比べて,小型化されたのに驚き!ました。

感染防止対策もしっかりされていました。