生き物・学び・研究センターブログ

2018年8月18日(土)インコたちのお部屋の模様替え

熱帯動物館の外側のバードケージで暮らす,アカコンゴウインコとヒワコンゴウインコのお部屋を模様替えしました!

昨年度動物飼育スタッフがみんなでアイデアを出して,インコのお部屋に必要なものを考えました。ゆれるような枝が欲しい・・・インコたちがもっと工夫して食べ物を探せるように・・・隠れられるような場所を・・・様々な意見が出ました。

それをもとに,今年の夏に具体的な計画を立てて,インコたちのケージ内に,丸太や木,枝,消防ホース,塩ビパイプなどを導入して,インコたちが動ける範囲を増やしたり,環境の複雑性と多様性を増やせるように工夫を行いました。

こちらは消防ホースで編んだフィーダーを前にするアカコンゴウインコ。

登れる場所や,止まる場所,隠れる場所が増えました。それから,コンゴウインコたちは賢いので食べ物を工夫してとれるように,フィーダーを設置しました。

昨年のアカゲザルに続き,博物館実習の学生さんたちにも一緒にやっていただきました。

塩ビパイプをカットする実習生たち。

今回は,ケージの高いところにものを設置したり,溶接などをするために,8月6日から1週間インコたちにはバックヤードに移動してもらいました。なので,しばらくインコたちを見ていただけない期間がありましたが,ついでに健康診断を行い,みんな元気で戻ってきました。

まだ緊張気味のインコたちですが,ヒワコンゴウインコは少しずつ慣れてきてくれている様子。

 

現在行動観察をして,インコたちへの影響を評価しているところです。

生き物・学び・研究センター 山梨