生き物・学び・研究センターブログ

2017年2月23日(木)実のなる木 弐拾八

今回ご紹介するのは冬に緑の葉,赤い実をつける「ベニカナメモチ」です。

春になると葉がアントシアニンという色素によって紅葉し,白い花を咲かせます。ただ,アントシアニンは青や紫を示す色素でもあります。

赤い果実は直径5mmくらいの楕円状球形で,先端にがく片が黒く残ります。この特徴はバラの実を含めて共通性があります。

園内では生垣として多く利用されていますので,色の変化をお楽しみ下さい。


【ベニカナメモチ】
目:バラ
科:バラ
属:カナメモチ
学名:Photinia glabra
英名:Japanese photinia
備考:常緑広葉木小高木