生き物・学び・研究センターブログ
2017年1月20日(金)実のなる木 弐拾七
アオキは,日本が原産で全国に自生し,山野で自然に見ることができます。葉っぱだけでなく,枝も 緑色をしていることから「青木(アオキ)」と名づけられ、それがなまって「アウクバ(Aucuba)」という学名が付けられました。
また,園芸品種も多く,日陰にも強く家の北側など条件の悪い場所に使われることも多いようです。
ちなみに雌雄異株で,実がなるのは雌(メス)の木のみです。
なお,実は直径2センチ程度と大きく,ヒヨドリなどが好んで食べるといわれていますので,身近にあるようであれば,是非観察してみてください。
そして,アオキの語源となった枝は,成長につれてコルク状の褐色となります。
【アオキ】
目:ガリア
科:ガリア
属:アオキ
学名:Aucuba japonica
英名:Japanese Aucuba
備考:常緑低木
生き物・学び・研究センター 和田