生き物・学び・研究センターブログ
2016年11月2日(水)実のなる木 壱拾七
何に見えますか?
この形が「蓑(みの)」に似ていることから,「カクレミノ」と名づけられています。
また,同じくその見た目から「テングノウチワ」や「ミツデ」などとも呼ばれます。
京都の森・野鳥舎の西北に植えられているのですが,この木は日陰に強く,日当たりの悪い場所でも生育するため,この場所に適した植栽となります。
この時期に実をつけ,
熟すと黒紫色に変化します。
緑から黒紫色へのグラデーションをお楽しみ下さい。ただし,樹液には漆と同じウルシオールが含まれているため,かぶれには注意が必要です。
【カクレミノ】
目:セリ
科:ウコギ
属:カクレミノ
学名:Dendropanax trifidus
備考:常緑小高木
生き物・学び・研究センター 和田