生き物・学び・研究センターブログ

2016年10月27日(木)実のなる木 壱拾五


今回紹介するのは「コムラサキ」です。
京都のイメージカラーに「紫」あるいは「京紫」を連想されることが多いのですが,あなたは何色をイメージされるでしょうか?

これまでに園内には無かった「コムラサキ」ですが,今回の整備でいろいろなところに植えられました。なお,紫色の実をつける木としては「紫式部(ムラサキシキブ)」の方が良く知られているようですが,コムラサキはムラサキシキブより低木で,実も小さいことから「コシキブ」と呼ばれたりもします。

この時期は,園内にたくさんの色を見つけることが出来ますので,探してみてはいかがでしょうか。

あわせて,「マンドリル」のお尻にも紫色を見ることができますので,ぜひ見比べてみてください。

色で楽しむ動物園はいかがでしょうか?

【コムラサキ】
目:シソ
科:クマツヅラ
属:ムラサキシキブ
学名:Callicarpa dichotoma
備考:落葉低木

生き物・学び・研究センター 和田