生き物・学び・研究センターブログ

2016年10月16日(日)ムラサキコマチ脱穀しました。

さて,平成28年10月3日に稲刈を行い,稲架にかけて干していた「ムラサキコマチ」がお日様を浴びいい感じになったので,


1週間後の10日に京都精華大学の学生と一緒に脱穀しました。

学生は初めての足踏み脱穀機に戸惑いながら,稲藁と籾に分ける作業に取り組みました。
ちょうど,この日は祝日だったため,多くの来園者の方が御来園されており,足踏み脱穀機世代の方から,「腰を入れてこがないと」「稲は両手でしっかりもって」とアドバイスをいただきました。
また,足踏み脱穀機なので,どうしても藁が多く混じってしまうので,藁を取り除く作業も行いました。

その後,計量し約41kgほどの収穫となりました。


棚田2枚で作ったムラサキコマチを全部脱穀するのに,2時間半ほどかかりました。

今後,籾摺り・精米へと進めていくのですが,米という字が「八十八」と書かれることから,お米作りには88の手間がかかるともいわれています。こうした工程についても体験学習の教材に出来ないか検討していこうと思います。
まずは,できたての稲藁を動物たちにプレゼントします。

誰に?それは,また改めて御報告します。

生き物・学び・研究センター 和田