生き物・学び・研究センターブログ

2016年9月21日(水)動物のすみかをしらべよう

平成28年9月13日,錦林小学校3年生と連携授業を行いました。
今回は,理科の単元である「動物のすみかをしらべよう」で,京都の森エリアを活用して昆虫観察を行いました。
動物園での活動を迎えるまでに,事前学習として予想が行われています。ちなみに,先生方には,実際のフィールドを観察していただいています。


活動当日は雨が心配されましたが,みんなの「やりたい」が通じました。そして,活動内容や注意事項などを説明し,

この単元のために特別に開放した「京都の森」エリアで観察開始です。どんな虫がどこにいたかを記録した後,捕まえました。


バッタにコオロギ

カマキリ

コガネグモ

ツチガエル

トンボなどなどいろいろな虫を観察し,捕まえることも出来ていました。
京都の森での活動を終え,レクチャールームに戻りグループごとに観察のまとめを行い,

京都の森エリアの地図に虫がいた場所をシールで貼っていきました。
こうすることで草地,水辺,たんぼなど,それぞれの場所で暮らす虫の特徴を目で見て分かりやすくされていました。

そして,いくつかのグループのリーダーから,どんな虫がどこにいて,なぜそこにいるかを発表してもらい,ホワイトボードにまとめています。

この後,動物園から京都の森で観察される生き物を紹介するとともに,観察を通して飼育動物の環境に活かしていることをお話しました。
最後に先生からまとめと学校に戻ってからすることの説明が,動物園での活動が終了しました。

京都の森では,身近な自然に関する情報のを展示・提供し,地域の自然環境保全に貢献できるエリアとすることも目的の一つなので,この連携授業では,その目的が達成できたのではないかと思います。
生き物・学び・研究センター 和田