生き物・学び・研究センターブログ
2016年7月15日(金)実のなる木 五
第五弾の「実になる木」はこれ。赤と緑の実がついています。
何だかわかります?漢字では「冬青」と書きます。
知ってないととても読めませんよね。
正解は「ソヨゴ」です。常緑性の高木で,庭のシンボルツリーとしても人気があるようです。
写真は,京都の森のアナグマのグラウンドです。
濃い緑色の葉に赤い実が鮮やかです。また,葉の縁が波打っているのが特徴です。
ちなみに,雌雄異株で,実をつけるのは雌株です。アナグマのグラウンド以外にも植えられていますので,探してみて下さい。
【ソヨゴ】
目:ニシキギ
科:モチノキ
属:モチノキ
学名:Ilex pedunculosa
英名:Longstalk holly
備考:乾燥したやせた土地でも育つように,分厚く丈夫な葉を持っていることから,「先見の明」という花言葉がついている。別名はフクラシバ(膨らし葉)で,葉の表面を熱するとふくらんで,破裂することに由来する。
生き物・学び・研究センター 和田