生き物・学び・研究センターブログ
2016年4月15日(金)平成28年度の実習スタート!
平成28年度の実習は,オーストラリアのシドニー大学から来た獣医実習生でスタートしました。
実習は,時期によって経験できる内容が異なりますが,彼らは「持ってる!」実習生でした。
ヤギの去勢や除角,ツシマヤマネコの健康診断や帝王切開など,勤務している獣医師でもなかなか経験することが出来ないことを,5日間の実習期間で経験できたからです(※5日間の受入プログラムはシドニー大学との特別プログラムです)。
また,動物園動物を治療する上で,その飼育管理を学ぶこともとても大切なので,飼育員の研修も行いました。
そして,調査研究の場としての動物園については,霊長類の比較認知科学研究を行っている生き物・学び・研究センターの田中センター長に付いて学んでもらいました。
なお,彼らにとって貴重な経験となり,良い実習になったことも嬉しいのですが,本園の獣医師や飼育員にとって,実習生への指導担当が刺激となり,良い経験をしてくれたことが,実習受入を担当している私にとってはさらに嬉しく感じたことでした。
今後,本園で実習を希望される方には,是非,指導担当となる職員の刺激となるように取り組んでもらえたらと思います。
ちなみに,博物館実習の応募は締め切りました。夏の獣医学実習は4月18日~5月20日までが応募期間です。
お間違いのないように御確認下さい。
生き物・学び・研究センター 和田