生き物・学び・研究センターブログ
2015年12月28日(月)勉強に参加してくれている仲間たち(その4)
「その1」,「その2」,「その3」と続き,最後の「その4」です。
サル舎のシロテテナガザルとマンドリルも,「勉強している仲間たち」です。
シロテテナガザルのシロマティーは,もっとも長く勉強に参加してくれています。
2008年の4月からなので,もう8年目です。
1から9までの勉強を続けています。
もうお年なので,けっして歩みは速くありませんが,それでも彼にやる気のあるうちはつきあっていきたいと思います。
こちらはクロマティー。シロマティーと一緒に暮らしています。
彼女は,2008年からこれまでの間,けっしてタッチモニターに触ろうとはしません。
それでも,シロマティーが勉強していると,ときどき寄ってきて,「私もリンゴがほしい」と手を出してきます。
リンゴをあげると,やがて立ち去ります。この繰り返しですが,ひょっとしていつかは・・・と思って,希望は捨てていません。
そしてマンドリル。ベンケイが勉強をはじめて2年が経過しました。
けっして覚えが速いわけではないのですが,しぶとさは誰にも負けません。
できなくてもできなくても,問題に向かっているうちに,少しづつ進歩しています。
その様子は,以前にブログでも紹介しました。「 勉強部屋百景(その7)」
今年も最後まで頑張ってくれました。
来年も,みんな,がんばってくれると期待しています。
よいお年を。
田中正之