生き物・学び・研究センターブログ

2015年1月20日(火)ゾウと白菜

1月15日  ゆりかご保育園で,ゾウの糞の肥料を使って育てられた白菜と園児からのお手紙が届きました。
そこで,さっそくゾウさんに白菜をプレゼント。普段は与えていない白菜に子ゾウ達の反応はさまざま。飼育員の予想とは異なる反応をするなど,ゾウさんだけでなく飼育員にとっても楽しいひと時となりました。
そんな雰囲気がすこしでもお伝えできればと思います。ゆりかご保育園のみんな,ありがとう!

↓まずは,トンクン(6さい,メス)から。最初は初めての白菜に警戒してちょっとずつちぎって食べて,ある程度納得がいったのか?パクッと食べました。でも,もうちょっときれいに食べてね!数枚の葉っぱを残していました。

↓次はトンカム(3さい,オス)。トンクン同様,ちょっとづつちぎって食べていました。

↓その次はカムパート(3さい,メス)。飼育員の誰もが,パクッと行くと思っていたほどの食いしん嬢なのに...寝室の床に置いて,しばし思案。

その隙に隣のトンカムにとられてしまいました。

そんな,食いしん嬢のカムパートのために,飼育員が新たな白菜をあげました。

↓4番目はブンニュン(3さい,メス)。他の3頭を羨ましく見ていたのか,もらってすぐにパクッ ムシャムシャムシャとあっという間に食べる見事な食いっぷりを見せてくれました。

↓最後は美都ちゃん(44さい,メス)。あなたの○○で作った肥料でできた白菜だよ(*^_^*)

普段食べているのは,ほとんど白菜の芯なので,葉の部分はおいしかったかな!さて,今度は何がもらえるかな?楽しみだね。

生き物・学び・研究センター 和田

※これは京都市保育園連盟青年部の有志(13園)の方々と行っている「ぞうさん肥料で野菜を作ってエサをあげようプロジェクト」の取組みで実施しているものです。