生き物・学び・研究センターブログ

2013年11月16日(土)SAGA16

11月9日,10日にサガ(SAGA)・シンポジウムに参加してきました。

SAGAとは,Support for African/Asian Great Apes の略称で,
日本語名は,「アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い」といいます。
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サガ・シンポジウムは毎年,日本国内の動物園や大学を会場として行われている公開のシンポジウムです。

今年は16回目のシンポジウムで,高知県の,のいち動物公園を会場としておこなわれました。

シンポジウムでは,講演やポスター発表の時間があり,
京都市動物園でおこなわれた研究成果の発表をしました。
以下は,シンポジウムのスナップです。

特別講演 シンポジウム「子育てを支援する:大型類人の場合」では,
当園の長尾充徳が,人工哺育されたニシゴリラの赤ん坊「ゲンタロウ」を両親の元へ戻すまでの話をしました。


ポスター発表では,当園のアフリカ,タンザニア研修について説明しました。


ポスター発表では,この他に京都市動物園関連の発表として,
「動物園における研究と教育の可能性-京都市動物園 生き物・学び・研究センターの活動紹介-」
「チンパンジーの毛からホルモンを測る~コルチゾルとテストストステロンの関係と社会環境の影響」
「ゴリラの赤ちゃんの姿勢反応と物の操作の発達」
「京都市動物園のチンパンジー群における母子に対する社会行動の調査」

「放飼場の拡大とシマウマとの同居がキリンの行動にもたらす影響」
「ワシミミズクの雛の成長にともなう行動変化」
といった発表をおこないました。


田中正之
長尾充徳
島田かなえ