生き物・学び・研究センターブログ
2013年8月20日(火)SPP第3回環境エンリッチメント
本日,JSTサイエンス・パートナーシップ・プログラム
「動物園大学 -野生動物学のすすめ-」の第3回のプログラム
チンパンジーのよろこぶ顔が見てみたい -環境エンリッチメント実習-
を実施しました。このプログラムの案内については,こちらをごらんください。
地元高野中学校の生徒たちのほか,一般応募の子どもたちも参加しました。また,博物館実習の学生たちも協力してくれました。
まず,果物や野菜を小さく切って,木の枝の先に付けます。
チンパンジーの運動場にはたくさんの木が生えているので,その木にも差していきます。
タワーの高い位置にも取り付けます。
運動場の木に美味しそうな実がなりました。
用意ができたら,チンパンジーに登場してもらいます。
大喜びで「実」を収穫するチンパンジーたち。
タワーにも上って「実」を摘みます。
運動場の外から観察します。
みんなが付けた実は食べてくれたかな?
暑い中,作業と観察をした後は,部屋に戻ってすこしお勉強。
「環境エンリッチメントって何のこと?」「チンパンジーたちにとって,よりよい環境ってどんなだろう?」といったことを考えます。
また,野生チンパンジーの映像を見ながら,チンパンジーたちが本来暮らしている世界について勉強しました。
暑い中,みんな熱心にがんばってくれました。
チンパンジーたちも喜んでくれたと思います。
田中正之