生き物・学び・研究センターブログ

2011年2月7日(月)ロマンちゃん、勉強デビュー

マンドリルの赤ちゃん、ロマン(2010年7月生)が、いよいよ勉強を始めました。

昨年の秋から、姉のランマン(2009年4月生)が勉強していると、横から入って行って画面をさわっていたずらするところが何度も見られていたのですが、自分ひとりで来ることはありませんでした。


年が明けてから、ようやくひとりでも画面に触りにくるようになったので、ロマン用の問題を出すことにしました。

ところが、困った問題が起こりました。


ロマンちゃんにごほうびのリンゴ片をあげようとすると、母親のオネさんが横から手を出してくるのです。オネさんの方が力も強く、すばやくて、何より強引なので、ロマンはごほうびを受け取ることができません。

それでも、がんばって問題に挑戦するロマンですが、


容赦なく、ごほうびを奪い取る母親。

これでは、せっかくやる気になったロマンの意欲が落ちてしまいます。
やむをえず、オネさんとロマンにそれぞれリンゴを与えることにしましたが、そのせいでオネさんがいつまでも勉強場所に居座ってしまうようになってしまいました。

もうひとつ問題は、ロマンがまだ赤ちゃんなので、やる気が続かないこと。
1問か2問やってごほうびをもらうと、お姉ちゃんのランマンのところへ遊びにいってしまいます。


気まぐれなロマンの勉強はあんまり進んでいませんが、少しずつでも伸びて行ってくれると期待しています。

一方で、しばらくお知らせしていない間に、姉のランマンの方は、1から6までの数字の順番を覚えました。

お兄さんのマンマルが2年かかって勉強したことを、1年でできるようになりました。
このまま順調に伸びていってくれることを期待しています。


田中 正之