生き物・学び・研究センターブログ
2009年12月16日(水)「いいかげんにどきなさい」
今回はコイコの話です。
この日も、タカシは快調に勉強をしていました。
勉強時間が始まって30分ほどたった頃のことです。
タカシの横で席が空くのを待っていたコイコが待ちきれなくなって、アピールを始めました。
強引に手を入れてみますが、うまくいきません。
タカシの横腹を手でつつきますが、タカシは気にしません。
そしてついに、
足が出ました。
蹴っ飛ばすのではなく、足で押しています。
さすがのタカシも、これでようやく場所を空けてくれました。
よろこんで自分の勉強を始めたコイコでした。
がんばれば伝わるものですね。
よかったね、コイコ。
京都大学野生動物研究センター
田中正之