2025年1月14日（火）年末年始のタンチョウ

当園では2羽のタンチョウ、モール（オス）とマイナ（メス）を飼育しています。

(手前がマイナ、奥がモール)
2羽とも当園で1997年に生まれの27歳です。
すでにそれなりにいい歳になってきています。
（野生では20-30年程度とされています。）

話は年末に戻りますが、
年齢と寒さのせいか、オスのモールの体調不良が見られるようになりました。

念のため、鳥インフルエンザの確認を行い（無事陰性）、
健康診断を行いました。
その後、しばらく様子を見ていましたが、あまり変化がなかったので、
入院室に移動することになりました。

（受け入れ準備中の入院室、防寒と鳥インフルエンザ対策にビニールを貼っています）
しかしながら、慣れない環境とメスと離されたこともあってか、
餌の食い付きもあまり変わりませんでした。

年明けを迎え、当初よりは活力を取り戻しつつあったので、
獣医師と相談し、再びタンチョウ舎に戻ることになりました。

戻ってからはというものの、
少量餌を食べているシーンは確認できてはいますが、
以前のような採食量にはまだ戻らず、経過を観察している状態です。

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タンチョウ担当
オカベコウタ