飼育員ブログブログ
2024年6月30日(日)カワセミの展示を開始しました!
タイトルにもあるように、
2024年6月13日から京都の森でカワセミの展示を開始しました!
ハヤブサとホンシュウジカの間の動物舎でご覧いただけます。
運が良ければ、エサとなる金魚を食べる様子を観察できるかもしれません…!!
展示を開始した京都の森のカワセミ
本個体は豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で2023年5月30日に誕生し、
同園から京都市動物園にやってきました。
1歳になったばかりのメスです。
カワセミは嘴(くちばし)の色がオス・メスで異なります。
オスの嘴は上下ともに黒く、メスの嘴は下半分がオレンジ色になります。
体が小さいので見にくいかもしれませんが、ぜひ隅々まで色彩豊かな外見をお楽しみいただければと思います。
実は今年3月から展示を開始した野鳥舎のシロハラやハクセキレイと一緒に、
豊橋総合動植物公園から来園していました(詳細はコチラ から)。
しかし展示場所となる動物舎の改修・整備のため、
カワセミだけはしばらくバックヤードで過ごしていました。
バックヤードで過ごすカワセミ
展示開始まで大幅な時間を要してしまい、
搬出していただいた豊橋総合動植物公園の皆さまにはご心配をおかけしたかと思います。
今後は、カワセミは勿論のこと、
エサとなる金魚たちの福祉状態を考慮した展示ができればと思っています。
現状として、金魚に直射日光が当たらないよう、
動物舎南面の一部によしずを張っております。
このよしずは、植栽の少ない動物舎内でのカワセミにとっても、
人目を分断する遮蔽物としてストレス軽減効果があるかな(?)と思っています。
来園者の皆さまにとってはカワセミの観察エリアが限られてしまいますが、
何卒ご理解いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
カワセミ担当 星野