飼育員ブログブログ

2024年4月5日(金)電柵から学ぶこと ~プロローグ~

2024年3月以降に京都市動物園にお越しいただいた方は、
リス・ムササビ舎や野鳥舎を通った際、少し驚かれたかもしれません。

リス・ムササビ舎の電柵

野鳥舎の電柵



現在、それぞれの動物舎の周りには電柵を設置しています。
名前からしてビリビリしてそうですね。

・・・ご名答!
横方向に走るワイヤーには電気が流れます。

でもご安心ください。
開園中、電気は流れていません。
もし触ってしまってもビリっとはしません。


ではなぜ、電気を流していない電柵を設置したのでしょう?
担当者の気まぐれでしょうか?園内職員の自宅の余り物でしょうか?

・・・いえいえ。そんなことはありません。
ちゃんとした理由があるんです。

次回から連続記事として、その理由をご説明できればと思います。
少々お付き合いください。


リス・ムササビ舎/野鳥舎担当 星野