2024年2月10日（土）クロちゃん、ありがとう！

2024年2月9日、シロテテナガザルのクロマティー(推定39歳)が腸閉塞のため死亡しました。
2日前から急に嘔吐の症状があり、昨日検査をしましたが、残念な結果となってしまいました。
突然の事で担当者としても心の整理が追いつかないような状態ですが、クロマティーから教えてもらったことを今後の飼育管理に生かしていきたいと思っています。そして、今は何よりも残されたシロマティーのケアに専念したいと思います。

クロマティーは嬉しい時、嫌な時、甘えたい時、怒っている時、それぞれがとても分かりやすい表情豊かな個体でした。お気に入りの物を持ち歩いたり、丸太にフォトジェニックな姿で座ったりする姿も、職員をはじめ、来園者の皆様に愛されていた一因ではないかと思います。

クロちゃんへ
まだまだ長生きできると思っていただけに、今は信じられない気持ちです。クロちゃんのいないサル舎に慣れるにはまだまだ時間がかかりそうです。それでも39歳までよく頑張ったね。
いろいろなこだわりを見せてくれて、笑わせてくれてありがとう！
思いっきり笑いながらシロちゃんと遊ぶ姿、シロちゃんと寄り添う姿、2頭で歌う姿を見るのが大好きでした。
たくさんの思い出を本当にありがとう！
これからは長年連れ添ったシロちゃんを、息子のダイチと一緒に見守っていてね。

クロマティーを知り、見守って下さった皆様、本当にありがとうございました。

シロテテナガザル担当：櫻井