飼育員ブログブログ

2023年8月11日(金)発芽率は?

 種まきしてから、3日目に発芽が確認されました。
 その後も発芽が進んでおり、その生長の速さに驚かされます。
 8月6日の夕方から、

 8月7日の朝にかけての変化。

 屋外栽培の3号鉢でも、8月6日の状況から

24時間経過した8月7日には、ぐんっと生長が感じられました。

 そこで、今回は種まきから6日目の8月9日現在の発芽率を御紹介したいと思います。
 まずは屋内栽培ですが、蒔いた種は14粒(紙パックプランター1か所に2粒x4、3号鉢中央に2粒+四方に1粒)、

うち発芽しているのが11粒で、紙パック手前右ブロックの1粒がもうすぐ芽を出しそうな状況なので、

12粒として、発芽率は85.7%。

次に屋外で屋内と同じ紙パック(8粒)と3号鉢(四方に2粒づつ=8粒)で栽培しているのは16粒で、

そのうち、13粒が発芽しており、発芽率は81.2%。

皆さんにも観察していただけるもうじゅうエリア看板横のプランターでは、

芝生広場側(上写真の手前側)の黒いプランター(ゾウの糞堆肥使用)は2列x6か所x2粒の計24粒を蒔いていますが、

発芽が確認できたのは11粒で、発芽率は45.8%となっており、生長が遅いのか、条件が悪いのか、今後の様子を見ていきたいと思います。
ジャガー舎側の黒のプランター(上の上の写真の奥側、シマウマの堆肥使用)も同様に24粒蒔いていますが、

こちらは20粒が発芽しており、発芽率83.3%。
3号鉢20個には、各2粒づつの40粒蒔いており、

うち37粒の発芽が確認され、発芽率92.5%となっています。
これから発芽することもあると思いますが、今のところ3号鉢での発芽率が良いように思います。
ここまで発芽率が良いのであれば、1粒づつで栽培すれば良かったなと思いつつ、本葉が2-3枚になったら、状態の良い方を残し、間引きしようと思います。

 副園長 和田