飼育員ブログブログ
2023年5月3日(水)新緑の候
新緑の候、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
若葉が芽吹き、生命力が感じられる季節になりました。
そんな中、園内で「命のバトン」をつなぐための活動の痕跡を見かけました。
キリン舎ではハトが襲われたことを示すように羽が散乱しており、
京都の森では、鳥の巣が壊された残骸が残されていました。
松の枝にも引っかかっていましたので、ここに運んできたのだと思います。
これらはカラスの仕業ではないかと考えています。というのも、園内でカラスが枝をくわえて、レッサーパンダ舎・フラミンゴ舎のメタセコイア、類人猿舎とゴリラ舎の間のヒマラヤスギに運んでいくところが目撃されており、繁殖活動が盛んになっていると感じるからです。
職員も気を付けて見ていますが、周辺では注意が必要になるかもしれません。
副園長 和田