飼育員ブログブログ

2023年4月27日(木)フサオマキザルのグラウンド事情

春になり、園内でもきれいな新緑がみられるようになってきました。

フサオマキザルのグラウンドに数年前から植えている木も今年はかなり成長し、よい雰囲気になってきています!

廣田造園さんからいただいたプリベットは1本だけダメになってしまいましたが、他は大きく成長しています。
毎日のように新芽のついた枝を折って食べる様子が見られ、担当者はなんだかとても嬉しい気持ちでいます(*^-^*)

類人猿舎からもらったタラの木は、すごい棘があるにも関わらず、新芽だけを上手に食べています笑
私たちがタラの芽の天ぷらをおいしくいただくのと同じで(?)、フサオマキザルにとっても新芽はとてもおいしいようです。

ただ、1つだけ残念なことが…。
こちらのブログでも紹介されている高さ3mほどの立派なトネリコですが…

冬の間に葉をすべて折られてしまい、葉が1枚もない状態になってしまいました。
待てど暮らせど春になっても新芽は出てきません。それもそのはず、葉が1枚もなければ光合成ができないのです…。

職員7人で一生懸命植えたのに…とは思うのですが(笑)今は遊具として利用されています。

他にも寄付でいただいた枝葉や落ち葉をグラウンドにいれています。
おかげで餌を探すのに以前より時間がかかるようになりました。
また、落ち葉のおかげで土が柔らかくなり、ミミズもたくさん住んでいます。
雨の日はミミズを必死に探して食べるフサオマキザルたちを見ることができます。

これからもフサオマキザルが楽しく過ごせる環境を作っていけるよう、頑張りたいと思います。

フサオマキザル担当:櫻井