飼育員ブログブログ

2023年4月18日(火)柳絮

みなさんこんにちは(^^)
暖かい日が続き、街にはハナミズキの花が満開ですね。

京都市動物園のおとぎの国「カメ池」には、先週(4月13日)謎の綿毛が水面いっぱいに浮いていました。

サクラの軸とともに浮いてる謎の綿毛

どこから飛んで来たのか辺りを見回すと、風に乗ってあちらこちら綿毛が舞っています。
はじめは、ヤギやヒツジが換毛の時期で保温のための下毛が舞っているのかと思いましたが、よく見ると近くに生えている柳から飛んで来ていました。

カメ池近くの柳の木
柳から舞う綿毛

調べてみると、柳はタンポポの様に綿毛付きの種で散布するようです。
この柳の種を「柳絮(りゅうじょ)」と言い、春や初夏の季語にもなっていました。

柳の花の拡大画像
花に綿毛が付いています

冬眠から明けたカメたちが暮らすカメ池では、「桜の花びら」や「柳の柳絮」など次々と季節の変化が感じられます。
これから気温や水温も上がり、カメたちも活動的になりますので、ぜひ会いに来てくださいね(*^^*)

カメ池担当 カマナル