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2023年2月13日(月)ゾウのグラウンドにタイヤを取り付けてみました!

アジアゾウのオスグラウンドにタイヤを取り付けてみました!

現在、オスグラウンドでは秋都トンカムが1頭で生活しています。
京都市動物園では、5頭のアジアゾウを飼育していますが、アジアゾウは母系の群れをつくって生活するためオスとメスを分けて飼育しています。

普段は1頭で過ごしているため、日中グラウンドにいる時に少し退屈な時間があるようでした。
そこで、グラウンドでの良い刺激になればと思い、タイヤを取り付けてみました。

朝、出室すると、まず一番にタイヤのところに行き、触ったり踏んだりして確認していました!

しかし、タイヤが少し重く持ち上げづらかったのか、すぐに飽きてしまい餌を食べに行きました。。。

時折、気になって戻ってきて遊んでいたので、今後タイヤにも慣れて、遊ぶコツをつかむのかなーと思っています。

また数日後に観察していると、、、タイヤを持ち上げているところも観察できました!

今回購入したタイヤは、ゾウの繁殖プロジェクトへのご支援を活用させていただきました!
ありがとうございます!!
ゾウたちの過ごしやすい環境を整えながら、繁殖で良い結果が得られるよう取り組んでいきたいと思います!

次回は、3月頃に秋都トンカムと冬美トンクンとの同居を予定しています!
前回の同居では、トンカムの繁殖行動が前々回の同居よりも高い頻度で観察され、トンクンとのペアとしての関係も良くなってきている様子でした。
今後に期待したいと思います!!

アジアゾウ担当 井上