飼育員ブログブログ

2023年2月3日(金)入ってますか~??🥚

先日のブログでフンボルトペンギンのセリが
卵を産んだとご報告しました🥚

前回ブログ『ただいま抱卵中🥚』

産卵を確認してから2週間が経過したので、
そろそろ、ヒナが中にいるかどうか確認するための
「検卵」をしたいなぁ~と思っていました。

検卵をするには卵を親から取り上げなければならないのですが、
両親が交代で抱卵しているため、なかなかスキがありません((+_+))

抱卵中に手を出せば、もちろんクチバシで激しくつつかれますし、
無理に親を卵から離そうとして暴れでもしたら卵が危険に💦
ここ数日は、はやる気持ちを抑えつつ、
チャンスが来るのを待っていました。

そしてついにその時が!!
夕方の餌の時間、父タカがプールに入って餌を食べていたのですが、
しばらくすると空腹に耐えかねたのか、
母セリも巣から出てきてプールに飛び込んだのです=33

これはチャ~ンスっ!!!! (゚∀゚) ✨
急いで足止めできるだけの餌をプールに撒き、
セリが帰ってこないうちに巣の入口を板で塞ぎました!

これで安全に卵を取ることができます(*^^)v

巣のフタを開けてみると…

ありました!!

少し汚れていますが、2卵とも無事です💡
さっきまでセリに抱かれていた卵は、
手に取ると、じんわりとぬくもりを感じるほどよく温められています。

取り上げた卵は、園内の動物病院へと運びます🏥
ペンギン舎から動物病院まではたった徒歩2~3分ですが、
今の外気温は10℃を下回っていて、
そのまま持って行くと、たった2~3分でもすっかり冷えてしまいます。
もし中にヒナがいたら大きな負担に…

輸送中も卵が冷えないよう、バケツに40℃ほどのお湯を溜め、
その中に、タオルで包んだ卵をビニール袋に入れて浮かべます。

細心の注意を払って病院へ。
検卵は光を遮断できる暗室で、卵に強い光を当て、
透かして中の状態を確認します。
ヒナが発生していれば、卵の中に血管の走行が見られます。

果たして結果は…
1卵目

真ん中の丸くて少し暗くなっている部分は卵黄ですが、
血管の走行は見られません。。。
残念ながらヒナはいないようです。

続いて2卵目

こちらも血管はナシ。
どうやら今回は2卵とも無精卵だったようです(´Д`;)

残念な結果となりましたが、
フンボルトペンギンの繁殖期はまだ終わったわけではありません。
巣から卵がなくなればセリはまた産みますので、
次の卵たちに期待したいと思います!

くろ(*´ω`*)