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2023年1月15日(日)獣医室だより193 ロバの削蹄と跛行

12月の中頃、ロバのハルに、急に足を引きずる様子(跛行)が見受けられるようになりました。
以前の跛行とは様子が異なり、右後肢の繋(人間の手足でいう指に当たる部分)に熱感がありました。
月に1回削蹄をしているのですが、今回の削蹄後の蹄のバランスが悪く、肢に無理な力がかかったようです。

詳しい獣医師の監督下で再度蹄を削り、飲み薬と塗る鎮痛剤を処方しました。
翌日には歩く時間が増え、その後速やかに治っていきました。
金属やすり5~6回分の厚みの違いが足の負荷になっていたことに驚きつつ、削蹄の技術を磨かねばと再認識した一件でした。

土佐