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2022年12月1日(木)【Amazonほしい物リスト】野鳥舎フィーダーのその後・・


以前、Amazonほしい物リストより購入いただいた、
フィーダーの使用報告になります!
ぜひ、前回の記事をご覧になってから、本記事をお読みください<(_ _)>



フィーダー設置前のお話・・・






野鳥舎では毎日、ペレットや刻んだ野菜をバットに入れて給餌していました。
ただ、この場合・・・

バットの中でエサを食べるウズラ
(動画はコチラから!)


バット内のエサが蹴散らされています・・


上の写真のように、鳥たちは平たいバットの中に簡単に入ることができます。

バットには、洗いやすいし長持ちする、といったメリットがあります。
ただ、鳥たちが中に入ることで排泄物などが混じってしまい、あまり衛生的とはいえません。。

またウズラは、バットの中のエサを脚でかきながら食べます。
バットの外に出てしまったエサは翌日まで残っていることもあり、ロスが多いのも問題です。。




フィーダーを設置してみたら・・






今回の主役、
Amazonほしい物リストより購入いただいたフィーダー!
(詳細は、前回の記事をチェック!)



購入いただいたフィーダー
(担当者は、穴の開いた”おにぎりケース”に見えるなぁ、と心の中で思っています)



手元に届いたし早速使いたい!!
という気持ちもありますが・・・

見知らぬ器の中にエサを入れても、
鳥たちが頭を入れて食べれない可能性があるので、
以下のような段階を踏んで使用していきました。

9月17日~:一日中、フィーダーのフタを付けずに、エサを入れて設置
9月27日~:午前はフィーダーのフタを付けずに、午後はフィーダーのフタを付けて、エサを入れて設置
10月3日~:一日中、フィーダーのフタを付けて、エサを入れて設置



その結果・・・

フィーダーに入ってエサを食べるウズラ
(動画はコチラから!)


フィーダーに頭を入れてエサを食べるウズラ
(動画はコチラから!)



写真の通り、フィーダーに慣れたウズラたちが、頭を入れてエサを食べるようになりました!






フィーダーに嘴(くちばし)を入れて
エサを食べるクロエリセイタカシギ
(動画はコチラから!)


また、クロエリセイタカシギやイソヒヨドリ、トラツグミなども、
嘴(くちばし)を突っ込んで上手にエサを食べれていました!!


無事に、鳥たちがフィーダーに慣れてエサをキチンと食べれているようで、
担当者はホッとしています・・。




今後のお話・・






今後は、フィーダーの設置場所を増やしていこうと考えています。


元々野鳥舎では、バットに入れたエサを3か所(A・B・C)に置いており、
今回ご購入いただいたフィーダーは、もともと1か所(A)でのみ使用していました。

同じフィーダーであっても、別の場所に置いていると、
上手にエサを食べれない可能性があります。



そこで、10月27日から日替わりで、
3か所をローテーションする形(A→B→C→A→・・・)でフィーダーを使用しています。

11月30日現在、
A・B・Cすべての場所で問題なく、
フィーダー内のエサを食べることができています。



近日中に、同様のフィーダーを
Amazonほしい物リストに掲載させていただく予定です。

もし今回の取り組みにご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、
ご支援のほど、よろしくお願いいたします。



野鳥舎担当 星野