飼育員ブログブログ
2022年11月24日(木)きれいになりました。
京都市動物園にはサポーター制度があります。
その中の一つに「看板広告サポーター」があり、令和元年7月から株式会社スズキ自販京都様にもサポートしていただいており、類人猿舎南側の壁面に看板広告が掲出されています。
また、年に一度、清掃ボランティア活動もしていただいています。
先日、今年の清掃活動を実施され、キリン舎、サル舎、熱帯動物館、類人猿舎、イーストギャラリーに分かれて、ガラス拭きをしていただきました。
キリン舎ではクモの巣が多くありましたので、
事前にホウキで取り除いておきました。
なお、このクモはイエユウレイグモで、虫を食べてくれる益虫なので、ガラス面以外のクモの巣は残しておきました。
そして、活動当日はボランティアの方には、表側から拭いていただき、内側は私の方で拭いて、
内側がクリアに観察できるまでにきれいになりました。
御参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
ただ、どうしても室内に砂を敷いている関係で、手すりやハト除けネットが埃っぽくなっておりますし、クモも駆除しておりませんので、またクモの巣がつくと思いますが、御理解いただけますようお願いします。
また、その他の場所でもクモを見つけてしまうことがあるかもしれませんが、ゴキブリやコバエを食べてくれるなど、役に立ってくれておりますので、大目に見ていただけましたら幸いです。
熱帯動物館やゴリラのおうち、類人猿舎、クマ舎等で見かけるアシダカグモ
調理場や解剖室等で見かけたチャスジハエトリグモ
これらのクモは巣を造るタイプではないので、それほど気にならないかもしれませんが。
副園長 和田