飼育員ブログブログ

2022年11月14日(月)カメたち冬眠

段々と秋が深まってきました。
気温が下がるとカメの体温も下がり、あまり動かなくなります。
野生では川の中の落ち葉の下にもぐり冬眠をします。

おとぎの国の「カメ池」でも冬眠の準備をしたので、その様子を紹介します!

動物園では落ち葉の代わりに稲わらを使います。

稲わらをそのまま水の中に入れても浮いてきてしまうので、
水を染み込ませるため、ドンゴロス(麻袋)に稲わらを入れて水の中に沈めます。

稲わらを入れたドンゴロス
(このドンゴロスは株式会社 坂ノ途中 海ノ向こうコーヒー事業部様よりご寄付いただきました(*^^*))
一週間、重石を置いて沈めます

ブロックを組み合わせ稲わらを入れて、冬眠用のスペースを設置します。

この上に屋根になる板を乗せて完成!
完成直後、すぐには中には入りませんでした…

これから本格的な寒さになると稲わらの中にいて、姿をなかなか見られなくなりますが、
暖かい日には日光浴のため外に出ていることもあるかもしれません。

屋根の上で日光浴するイシガメ(メス)

ぜひ、おとぎの国にある「カメ池」もチェックしてみてくださいね(^^)!

カマナル