飼育員ブログブログ

2022年10月19日(水)ホンドタヌキ ミナトが死亡しました。

10月15日にホンドタヌキのミナト(オス)が死亡しました。
死因は、肝不全でした。他にも腎臓の状態は悪くなっていましたが、どちらも高齢のためだと考えられます。

体調を崩したため、7月29日からバックヤードの入院室で管理を行っていました。
https://www5.city.kyoto.jp/zoo/enjoy/blog/breeder-blog/20220808-67720.html

薬の変更を行うことで体調が戻っている期間もありましたが、9月下旬からは徐々に餌を食べないようになり,投薬を行っても体調があまり良くない状態が続くようになりました。その後、食べやすそうな餌を準備するなどしましたが回復には至らず、15日の朝に死亡を確認しました。

ミナトは横浜で幼獣の時に保護され、推定13才になります。
京都では、約7年を過ごしました。

夏の暑さが収まれば京都の森の小獣舎に戻れるのかなとも考えていたため残念です。

小獣舎では同年齢(推定)のミライ(メス)を飼育しています。ミライも高齢個体ですので、体調には気をつけていきたいと思います。

来園当初のミナト(左)とミライ(右)

京都の森小獣舎担当 井上