飼育員ブログブログ

2022年10月16日(日)獣医室だより184 ロバの跛行

ロバのハルは、通常グラウンドで夜を過ごしていますが、雨が激しい日は屋内で寝ています。
今月、雨の翌日寝室から出るときに、右前肢を挙げにくそうに歩く様子が見られました。
以前カバヤブイヌアジアゾウなどでもご紹介させていただいた、「跛行」です。

ロバが急に跛行に陥った場合、肢を挙げるのが痛いのか、下げるのが痛いのか見極め、部位を特定してから、肢や蹄を調べていきます。
蹄の損傷、内出血、痛みがないか、四肢を触って熱や痛みがないか調べましたが、結果は異常なし。
関節の動きにも問題はなく、麻痺のような症状も見られません。
その他前日までの様子と併せ、夜間室内で足を打撲したのではないかと判断しました。
鎮痛剤を処方して、飼育担当者に経口投与してもらいます。

当日は、あまり立たず食欲もないようでしたが、翌日からは歩き回れるようになりました。
まだ歩くときに少し違和感があるようなので、1週間ほど治療を続ける予定です。

土佐