飼育員ブログブログ

2022年9月26日(月)オニグルミ

 クマ舎の東側に「オニグルミ」の木があり、実を付けています。

 勤続39年の職員によると園内でオニグルミが実を付けたのは初めてではないかということでした。

 殻の中の種子(仁)は、縄文時代から食用にされており、リスやげっ歯類の食料としても重要とされています。

 また、家具材などにも使われているようなので、机や椅子として出会っているかもしれません。

 本来、実は10月頃に熟すのですが、雨や風の影響で早く落ちてしまったものがいくつかありましたので、

殻を取り出し、

リスにあげました。

イロハは普段与えている餌を食べた後は休憩モードでしたが、

モミジはクルミを手に取り、殻を削って半分に割って中の仁を食べていました。

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リスの観察は開園してすぐと午後の餌のタイミングがおすすめです。
副園長 和田