飼育員ブログブログ
2022年8月11日(木)アオバトの新しい仲間
7月25日より、アオバトのオスが西鳥類舎に新しく仲間入りしています。
5月末に右翼を骨折し、野生鳥獣救護センターで保護されていたアオバトです。
歴代のアオバトは、羽の色がお茶のような緑色をしていることから、お茶にちなんだ名前が付けられてきました。
チャコシ、キュウス、リョクチャ、そして今は亡きチャガマとギョクロ。
お茶文化が育まれた京都らしい名前ですね。
新しいアオバトには、茶道具から茶筅(チャセン)の名前を選びました。
お茶を点てる際には無くてはならない茶筅のように、アオバトの茶筅も西鳥類舎には無くてはならない存在になっていってほしいと思います。
茶筅は引っ込み思案でもなく、グイグイ迫ってくるタイプでもなく、適度な距離を保っています。
1羽でいることもありますが、メスのリョクチャの近くにいたり、4羽で過ごしたりして、ハト付き合いを模索中のようです。
今後ともお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
アオバト担当 よしかわ