2022年8月8日（月）タヌキのミナトは入院中です。

京都の森小獣舎で展示していたホンドタヌキのミナトですが，体調を崩しているためバックヤードで一時的に入院しています。

高齢個体で，以前から肝臓や腎臓を悪くしていましたが，投薬を行いながら経過を見ていました。
6月末から，食欲が落ち，寝ていることが多くなってきました。薬の変更を行うことで，一時的に改善し，与えた餌も完食するまでに回復していましたが，7月末に再び餌を食べなくなり，ぐったりしていることが増えていました。肝臓，腎臓を悪くしていることに加え，酷暑での脱水や熱中症による体調不良かと思われます。

7月29日からは入院室で過ごしており，最近では毎日餌を完食するまでになり，寝ていることも多いですが活発になってきており，回復してきている印象です。

まだまだ暑い日が続くので，体調を見ながら展示再開する時期を考えていこうと思います。

現在，小獣舎ではメスのミライを展示していますが，暑さのため寝室を開放しており，ご覧になれない場合もありますのでご了承ください。

京都の森小獣舎担当　井上