飼育員ブログブログ
2022年7月18日(月)ニホンキジの新しい仲間
ニホンキジのオスが周南市徳山動物園からやってきました。
胸を張り堂々とした姿は、日本の鳥類界を背負って立つ国鳥の風格が漂っています。
トップに相応しい名前を考え、棟梁(とうりょう)と名付けました。
ニホンキジは神経質な鳥だと思っていましたが、棟梁は落ち着いていました。
検疫が終わり、西鳥類舎に移した時に、「あ~ここはこんな感じか~、うんうん、なるほど」という風にゆっくり歩きながら、あたりを見回していました。
その横でメスの紅が小走りで右往左往していたのが、対照的でした。
棟梁はすぐにお気に入りの場所を見つけ、土を足指でほじくり、座り込みました。
園路から様子を伺っていたのですが、見られていても我関せず。
長らく部屋の中で検疫生活をしていたので、よほど土の感触が恋しかったのかと思っていましたが、どうやら砂浴びが好きだったようです。
毎日のように砂浴びをしていますので、タイミングが合えば、じっくり観察できると思います。
新しく入ったオスの棟梁を、どうぞご贔屓に <(_ _)>
ニホンキジ担当 よしかわ