飼育員ブログブログ

2022年7月4日(月)実のなる植物はSDGsに貢献できる!?

園内には、動物の餌としても使用できるいろいろな樹葉や実のなる植物があります。
ヤマモモの旬が終わりを迎えていますが、


これまでに約18kgほど収穫できました。

なお、収穫の際にはメジロが来ていましたし、

ヒヨドリやムクドリが食べに来ているところも別の職員が目撃しています。

その他にはブラックベリーや

ヤマボウシ,

イチジク

柿等も実を付けています。

なお、今年はビワが不作でした。

加えて、実を付けるまでに、まだ時間が必要な植物の苗も植えています。
こうした取組は、現在行っているお米作り

トマト栽培などとともに,


世界動物園水族館協会(WAZA)が持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、動物園水族館がどのように取り組むことができるかを示した「世界動物園水族館協会持続可能性戦略2020-2030」の中で、園内で食べ物を育てる喜びや技術を伝えることが目標2「飢餓をゼロに」に貢献できる可能性を示唆しています。そして、それぞれの園館に応じた活動プログラムとして進化させていくべきとも記されています。また、SDGsは相互補完的であり、一つの活動が他の目標に影響することがあるため、分析と評価を行いながら、本園に合ったプログラムとして2030年のゴールを目指した取り組みを進めていきたいと思います。
副園長 和田