飼育員ブログブログ
2022年6月29日(水)ウシガエルの卵の回収
前回,シート状に浮かんでいるウシガエルの卵塊を見つけたことを報告しました。
その後,近くに新たなシート状になって浮かんでいる卵塊を見つけました。
前日の夕方の巡回の際には無かったので,夜の間に産んだと思われ,
産卵後24時間以内の卵塊です。
綺麗に浮いていたので,水中からも撮影してみました。
産んですぐの方が回収しやすく,その前に見つけていた分は,沈んでしまっている部分やヨシにまとわりつくなどして回収がしづらくなっていました。
今回は2-3日差で産卵された卵塊を同日に回収したので,ゼリー状の粘液,卵の形の状態を比較することが出来ました。
卵の形は細長く変化しています。
なお,最初に回収した卵から孵ったオタマジャクシは目がはっきり確認できるまでに成長しました。
変態中のカエルと比べるとこんな感じです。
噴水池のオタマジャクシも続々と後ろ足が生えてカエルに変態し始めています。
ちなみに,カエルは左手→右手の順に生えますので,左手だけ生えているところが観察できるかもしれません。
副園長 和田