飼育員ブログブログ

2022年6月27日(月)偽卵を置いています。


ニホンキジのメスの紅です。

5月中旬から始まった産卵が、今も続いています。

左から3卵目、6卵目、8卵目の卵です。8卵目で色が赤っぽくなったので、これが止め卵というものかと思ったのですが、全く違っていました (~_~;) 産卵は続きました。
6月中旬に産まない日が続いたので、もう終わりかなと思ったのですが、産卵はさらに続き、今日も23卵目を産んでいました。


一度だけ夕方に産卵したことがありました。体から卵がはみ出ていますが、抱卵しているつもりかな?

いつも抱卵せずにほったらかしにしていたので、その都度卵を回収していましたが、それが産卵ラッシュに拍車をかけているのかも知れません…。
卵を産み続けると、カルシウムやたんぱく質が失われて体に大きな負担となります。
そこで遅ればせながら偽卵を置いてみることにしました。

ニホンキジの卵での偽卵作りはまだ製作途中なので、カモの偽卵を借りました。
ニホンキジの卵より大きめです。
木の葉で産座をこしらえ、そこに偽卵を置きました。


紅は自分が産んだ卵と思ってくれるでしょうか。
これで産卵が終わってくれれば、と期待しています。

ニホンキジ担当 よしかわ