飼育員ブログブログ

2022年4月12日(火)獣医室だより160 グレビーシマウマの採血

グレビーシマウマは、とても力が強い生き物です。
家畜として育種されたウシやウマと異なり、すぐ隣に近寄って検査や治療を行うのが困難。
そこで、様々な動物園で、ハズバンダリートレーニングによる採血が行われるようになりました。
京都市動物園でも昨年度、飼育担当者と担当獣医師が協力して、ナナトの採血に成功しました!

写真は、採血のトレーニング中の様子。
飼育担当者が餌とホイッスルで、採血しやすい位置に頭部を誘導し、その間に獣医師が首から採血します。

定期的に採血ができると、症状として表れる前に、異常値から病気に気づける可能性があります。
できるだけ早く治療するほうが予後が良いのは周知の事実。
動物の健康を守るために、採血はとても大切です。

トレーニングから採血までを担当したのは、先日京都市動物園を卒業された獣医師でした。
残してくださった素敵な置き土産を、大切に引き継いでいきたいと思います。

土佐