飼育員ブログブログ

2021年7月24日(土)京都の森棚田,おとぎの国屋上,そして・・・

 今年,京都の森の棚田では,新型コロナウイルス感染症の影響もあり,「どうぶつえん米」づくりの活動を休止しています。
 そして,現在は3段あるうちの上2段にスーダン,下1段にソルゴーを植えています。これらは,緑肥としてや餌として活用できるイネ科の牧草です。

 また,おとぎの国屋上では,これまでいろいろな作物を栽培してきましたが,今年は芝生(バヒア,バミューダ)を蒔いており,先日,その一部をアフリカの草原を緑化するための取組に使用しました。

 アフリカの草原グラウンドの土がとても固いため,いったん耕してから緑化する取組を始めました


 これらを実施するにあたり,タキイ種苗株式会社・緑化飼料課にも相談に乗っていただいており,今回はスーダン,バヒア,バミューダの混播で実施し,経過を観察していくことにしました。

 アフリカの草原全体で見ると,ほんの一部ですが,少しづつ広げていけたらと考えています。
 そして,こうした取組や活動を,参加者の皆様と出来るような状況になれば,いいなと願っています。

 今のところは,予想通りハトが密になっていますが…。
 副園長 和田