飼育員ブログブログ
2021年7月18日(日)アフリカ原産の花咲きました。
ホロホロチョウ舎の人止め柵内には京都府立植物園さんから頂いた南アフリカ原産の花を植えています。
時期は過ぎてしまいましたが,最初に「アガパンサス」の花が咲きました。
アガパンサスは,ユリ科の多年草で,5月下旬~7月頃,光沢と厚みのある葉が茂った中からすっと花首を立ち上げて花火のような放射状の涼やかな青い色の花を咲かせました。
小さなユリに似た花をたくさん咲かせるので英名では「アフリカンリリー」と呼ばれ,和名では「紫君子蘭(むらさきくんしらん)」と呼ばれています。
現在は花が落ちて,実がついています。そして,アガパンサスの次に花をつけたのが,アガパンサスを小型にしたようなツルバキア・ヴィオラケアで,
花は6弁で,葉や茎にはネギ類に特有の臭いがあります。
そして,鮮やかなオレンジ色の花を咲かせたのは「ヒメヒオウギズイセン」。
アヤメ科の多年草で,花期は7月~8月です。
そして,次に咲くのを楽しみにしているのが「トリトマ・クリスマス・チアー」。
葉は細長く,株立ち。その名の通りクリスマスの時期に咲くようです。花色は鮮やかなオレンジ色からやがて黄色になり,2色の配色が楽しめるようです。
アフリカの動物とともに植物もお楽しみいただければと思います。
副園長 和田