2021年1月16日（土）あなたは見つけられる？

本園では，動物の生態や習性などを考慮し，隠れられる場所を作っています。
そのため，パッと見つけられないことがあります。その中で，特に見つけるのが難しいのではないかと感じるのが，京都の森・野鳥舎の「トラツグミ」です。大きさはヒヨドリと同じくらいで，黄褐色で黒い鱗状の斑が密にあります。

※向かって左手の植栽の木の根元にいた時

※中央水路左の木の枝に止まり，枝葉の間から顔をのぞかせていた時

※中央水路左のアオキの根元の地面
　なお，この個体は2014年10月に野生鳥獣救護センターに保護され，右翼を断翼する必要があったため野生復帰できず，翌2015年5月から野鳥舎で飼育しています。
　他にも植栽帯に隠れ，見つけにくい動物がいますが，何度かお立ち寄りいただきながら動いているところを見つけてもらうのが良いと思います。

【ツシマヤマネコ】

【ニホンキジ】
　しかし，トラツグミはなかなか動いている時が少なく，常に上手に隠れていますので，どのくらいで見つけられるのか挑戦してみてはいかがでしょうか？
　副園長　和田