飼育員ブログブログ
2020年11月28日(土)気になる一枚~京都の森たんぼ下池~
一面に藻があるので見逃しがちですが,水面をよく見るとウシガエルが顔をのぞかせています。
これから気温が下がり,10度を下回る頃には冬眠のために水底の土に潜ることになります。
爆発的にウシガエルのオタマジャクシが増えていますが,1頭のメスが6000個から40000個の卵を産むと言われているので,当然と言えば当然なんですが。
先日見かけたこの個体も,目の大きさと鼓膜の大きさの比率が小さいことからメスと思われるので,来年5月から産卵期に多くの卵を産むと予測されるので,水面を観察し,寒天質に包まれたシート状の卵塊を見つけ,駆除しなければなと思った一枚でした。出来るかな?
副園長 和田